遠い空の向こうより近くに

ストーリー

和良と一緒にギターを片手にストリートで歌い続ける真治。
真治は自分に問いかける。
何を伝えたくて歌い続けるのか、誰に伝えたくて歌い続けるのか。
それは、まだ見ぬ「あなた」のため。

そんなある日「あなた」は突然現れた。

女心と男心をリアルにつないだ、たけたけ監督の処女作「遠い空の向こうより近くに」

本作は「想う」ことをテーマにしています。それはときに切なかったり、強いパワーになったり。似て非なるところで、想いすぎるあまりの嫉妬や独占欲がありますが、そういった自己満足への歪んだ感情にはまったく触れません。
ひたすらに「想う」ことにフォーカスし、表現しきれないほど詰め込みました(詰め込みすぎ!?)。

キャスト・スタッフ

真治
山懸力也(やまがたりきや)
通称:やまけん
1978.8.11生まれ
沖縄県出身
かおり
後藤かよこ(ごとうかよこ)
通称:ごっち
1984.12.28生まれ
東京都出身
和良
田川誠一(たがわせいいち)
通称:たっきー
1973.2.16生まれ
静岡県出身
久美子
仲嶺まりあ(なかみねまりあ)
通称:じょーこ
1977.4.12生まれ
ペルー出身沖縄育ち
お手伝い
山田茜(やまだあかね)
通称:あかねちゃん
1982.12.25生まれ
東京都出身
助監督
紺野美佳(こんのみか)
通称:ごま
1985.4.1生まれ
東京都出身
音響
浦野佳史(うらのよしふみ)
通称:うーの
1979.6.18生まれ
新潟県出身
脚本・撮影・Web製作
川上武範(かわかみたけのり)
通称:かわさん
1975.7.9生まれ
埼玉県出身

レビュー

2007年1月、明大前「LIVRE」にて上映した際のレビューの中から。

エンディングまで釘付けでした。ドキュメンタリー風の撮り方が逆に現代の若者のリアルを感じました。鳥かごが最初に出たシーンの映像が好きです。(男性)

私小説を読む感じが面白かったです。イントロの語りと最後の空が印象的。夕焼けがあかかったねぇー。(男性)

実物としての鳥籠は意味合いをつかみづらい面があったように思います。セリフがぼやけると言うか・・・。(男性)

映像は映像で表現されるもの、求めるものがちがうね、と思いました。(女性)

真実とは"玉ネギのようなもの むいてくうちに泪があふれ、最後には何も残らない" この映画をみて、実感している。作り手のマスターベーションでなくて、良かった!(男性)

"作り手が伝えたいメッセージ"を役者に言わせてる感が否めなかったかな。。三人のその後の展開が見たかったです。(男性)

いい感じでした。最初に人物紹介なんかあればもっと入り込めたかもー(男性)

とても身近な内容です。女心の描写がよくわかってますね。(女性)

背景の夕焼と音楽が素敵でした。思っていたより重い内容でしたね!(女性)

完成度が予想以上に高くておどろきました。こういうラブの形とか、ストーリー自体はありがちっちゃありがちなんだけど、なんか切なくて、そういうリアルがすごいなぁと思いました。(女性)

内容がリアルですね。とても。女心と男心がリアル。リアル。風景のひとこまひとこまがキレイでした。(女性)

なかなかキレイですね。夕焼けが美しかったです。(女性)

正直最初は期待していなかったのですが、見てみたらビックリ!とても素敵な作品に仕上がっていてとてもよかったです。

映像、音楽、季節感など、予想よりハイクオリティで感激しました。(男性)

ストーリー、タイトルはもう少し詰められたのでは・・・!?(男性)

やっとタイトルの意味を理解出来ました。(男性)

映像の色あいがとてもきれいでした。(女性)

嬉しいレビューは調子に乗ってもっと大胆に、指摘レビューは真摯に受け止めもっと緻密に、どちら視点のレビューもこれからの糧となり、その一つ一つが宝物です。

制作ダイアリー

試しということで、早朝撮影を敢行。そのときの映像のワンカットがこのページのメインビジュアルです。問題点大量に抱え、先行き不安になりましたが、やまけんの「とりあえずやってみよう」という言葉に勇気づけられ、なんとなくずっと映画を撮りたいと言ってきた事を実践するときがきたかな、と決意した瞬間でもあります。数メートル歩くシーンだけで1時間(もっと!?)くらいやってた。

新宿の某喫茶店にて。やまけんにアバウトに作成したストーリーを披露。webサイトを立ち上げる話しもする。

新宿の某ファーストフードにて。やまけんとたぐさんとごまで前回やまけんに見せたストーリーを改めて披露。やはり脚本の必要性を痛感。そこから話を仕切り直そうということで会合は終わる。先行きに不安が残ったが、それだけ真剣にやろうとしてくれることへの感謝ともっとしっかりしなくてはという再決意。プロフィール用の写メを撮る。

脚本書き始める。

前職場で一緒だったうーのから、久しぶりに連絡が来て、嬉しい突然の我が家訪問。我が家泊まり。ある意味ノリで(!?)急遽映画製作に音響担当として関わることに。嬉しい誤算。

徹夜明け早朝。なんとか脚本、形にした。そして夜、新宿居酒屋にて初顔合わせ。「初めまして」や数ヶ月ぶり、数年ぶりの再会を果たしつつ、とりあえずは映画をスタートさせるだけの最低限のメンツが決まった瞬間、すっごい心がぅわーってすがすがしい気分になった。開放的な!自然にガッツポーズになっちゃったもんね。
手伝いをやってみたいから始まって急遽出演することを決めてくれた山崎さん、(あー出演してくれないかなぁと思ったけど無理強いはいかんと思ってた時に)そのきっかけを作ってくれたたぐさん、友達役をやると言ってくれたごま、音響という裏方の手伝いをしてくれると言ってくれたうーの、この映画に無条件支持をしてくれたやまけん、この作品と関わる事があるかわからないけど、強烈な個性で圧倒的存在力を発揮してくれたひげくん。ほんっと感謝。そしてこれからが大変なんだろうけど、至らない点多々ありますが、よろしくです!

画像:たぐさん家 初めての脚本読み合わせ。たぐさん家にて。声に出してみると脚本に動きが出て、話を捉えやすくなっていいな。みんないい感じ。それぞれにへこんでたとこ、あったみたいだけど、客観的にみて、おっ、いいんじゃねぇって思った。なんかどろどろのラブストーリー!?って感じたのはおれだけ!?それだけは絶対やっちゃいけない、なしでしょって思うけど。いかにしてヒューマンな部分に、メンタルな部分に、焦点を当てられるかが撮影時のポイントになってくるなと痛感。いよいよ撮影だぁ。いやぁでも屋外での撮影は今から恥ずかしいぜ。

画像:下北-代官山 撮影場所を探しに下北や代官山を歩く。大学時代によく来た場所なんかを歩く。懐かしさもあって、ナイススポットに来たときはベンチで一人黄昏れてました。夕方近くになると2,3組の撮影をしている人たちがいる。しばし観察。ここはよく使われているんだな、と思いつつ、彼ら彼女らの装備する機材にうっとり。くれないかなぁ。写真はそこで撮影しました。

画像:居酒屋 いよいよクランクイン!!!
とその前に今だから言える話。実は諸事情でかおり役が変わりました。キャスト/スタッフで紹介しているので、ごっち、そしてこのサイトをチェックしてくれてる方々、皆様どーぞよろしくです!
しかしまだまだ思うようにいかないのがこの作品。マイクスタンド用意したのにマイクホルダー、忘れました。撮影始めてすぐにカメラ、壊れました。軽くへこんでも、やまけんの「なんくるないさ~」に救われる。まぁ、実際撮影用に使おうと思ってた曲の披露もできたし、ごっちを迎え入れての改めた脚本読み合わせもできたし、何よりたくさん飲めたしね。って久しぶりに飲み過ぎた。新たなゆいまーるあり。楽しかったなぁ。

真治役のやまけん不在だったけど、たぐさん家にて脚本読み合わせ。練習熱心にも終電ギリギリまでやってた。っていうより時間が経つのが早い!!!キャラクターがだんだん出来上がっている気がしてなんかいい。かおりのキャラクター作りが一番難しいなぁ。

画像:成城大学映画研究部主催の映画祭「創」 早朝。初の屋外撮影。寒い中、がんばりました。やまけん、ごっち、ごま、ほんとご苦労様っした!特にごま、撮影後に仕事、大変だったろうけどご苦労さん。反省すべき点、各自出たと思う。そうやって反省材料を次に生かしてみんなでレベルアップしてこーね。午後は成城大学映画研究部主催の「創」という映画祭に行ってきた。自主映画を広める趣旨ということでまさしく今のぼくらにタイムリーなものだったのですごく勉強にもなりました。軽く打ちのめされもしたけれど。でも返ってパワーもらった!

画像:さいたま新都心にて 早朝。現キャスト&スタッフ勢揃い、+あかねちゃん(初参戦。仕事前に寄ってくれてほんとにどうもありがとう!ってかこれからも時間に都合つくときゃぁよろしくねっ!)撮影は前回の反省を生かして象印の2.2リットルポットや、秘密兵器「脚立」を購入(後にセールで破格のプライスであるのを発見。・・・)。早速役立ってにんまり。ってなことよりやまけんの演技が1週間で見違えるほどに上達していたのにはびっくり!さすがだね。しかし警備員の登場で撮影中止。「許可」が必要という事で。そこで担当者のとこに行った。撮影現場は別に混雑してたわけじゃないし、人通りの少ない場所を選んだのだけど、担当者が現場を確認したが撮影の許可が下りず駄目だった。何というかちっちぇーな~って感じた。世の中のシステムってやつが、その中にいる自分が。理不尽だ。んでもでも撮影は大変だけどさ、撮影そのもんは楽しいっ!

画像:やまけん家 今日はあいにくの天気が予想されたため、屋内撮影。時間が経つほど新たなイメージが生まれて、どんどん収集がつかなくなりそうで、不安要素が溢れて。でも映画撮影自体初めての試みなわけだし、完成度を気にするのは止めにして、小さくまとまらずにオフェンスでいこうと思った。そんな時、みんなの協力が何より心強いと改めて感じた今日の撮影でした。みなさん、お疲れさまです。今年もどうぞよろしくお願いしますっ!

画像:鴻巣 夕方。日が沈み始めてから暗くなるまでの1時間弱の撮影。真治役のやまけんオンリーショット。天気は申し分なかったが、1時間弱という限られた時間に追われた。でも、うん、まだちゃんとは見直していないのだけど、感覚としてなかなかいいんじゃないかなぁ。
オープニングのナレーション録りもした。「その台詞は一息で言っちゃおう」と細かいところまでこだわって録音しました。

画像:やまけん家 午前中からの屋外撮影。新宿。久しぶりに真治、かおり、秀和が揃ったわけだが、撮影を開始してすぐに警備員が近寄ってくる。案の定、撮影を止められた。無念。新宿での撮影は厳しいなと痛感。午後は気を取り直して、真治のみの屋内ショット。トラブル続きのこの作品。いったい、どーなってしまうのか!?

画像:池袋 先週の教訓を生かし、早朝からの屋外撮影。先週と同じシーンだったからか、トントン拍子で撮影できた。欲張らず、撮ると決めた場所だけに専念したし、出演者も演技に慣れてきたのかなぁという印象。いずれにしても、良くなってきてるのだから喜ばしい限り!

画像:ギャラリーカフェPIGA 夜から下北沢ギャラリーカフェでの撮影。各自仕事終わりに駆けつけての作業。ほんと、みなさんお疲れさまです!そして今回は新たなキャストにジョーコを迎え、かおり(ごっち)の友達役を演じてもらった。エキストラにつっちーも初参加。始めはどうなるかドキドキしてたけど、みんなのおかげでいい感じで撮影できました。やまけん、早くからお店開けてくれたりとありがとう!うーの、素早い駆けつけに敬礼(サンクス)!あかねちゃん、助監督作業、ほんと助かりました!たぐさん、マイク持ち、台詞チェック、撮影中の的確なアドバイス、ありがとうございます!そんな中で演じてくれた毎度のごっち、初参戦のジョーコ、どうもありがとう!あとエキストラ参加のつっちもね、ありがと!

画像:ギャラリーカフェPIGA もうちょっとでこのシーンが終われたのだけどねぇ。なんとか調整してあともう1回下北撮影できたらなと思ってます。でも全体的にいい感じでペースが掴めるようになってきた気がするんで、こんな感じで今後ともどうぞよろしくです!

早朝。都内にて。真治(やまけん)と和良(たっきー)のシーン。遠目撮影終わって、アップ撮ろうとしたところでノートパソコンのバッテリー切れで終了。いやぁ、まいった。大体1時間半くらいしか持たないのが現在抱える最大の悩みかも。

画像:鴻巣にて 早朝。ごま(助監督)と共に、川の音を録音。マイクスタンドを忘れたのともっと指向性のあるマイクを使用すべきだったかなとちょいと後悔もしたけど、まぁまぁまぁ。小1時間の作業であったが、なかなか楽しかった。

午前。やまけん家にて。まず始めにこれまで撮影した「OKシーン」のみ、ざっと流して見た。作り上げることの難しさ(ってまだ撮影は中盤なんだけどさ)と、何より「楽しいっ!」って映像を見て改めて感じれた。これ一番。テンションも上がったとこで、このまま突き進みたいっ!今回新しくお手伝い&エキストラ参加のあやのちゃん、お疲れさん、あんどありがとっ!少しずつ、確実に。

画像:ギャラリーカフェPIGA 夜から下北沢ギャラリーカフェで、以前(2006/2/28)撮影したシーンで撮れなかった部分の撮影。またまた各自仕事終わりに駆けつけての作業。ほんと、今回もみなさんお疲れさまです!同じシーンを、日を改めて撮影するのが、今回初めてだった。んなわけでトラブル続出。1.かおり(ごっち)、服装が違う。2.久美子(ジョーコ)、髪の分け目が逆。3.お店に飾られている絵が違う。4.前回登場したエキストラがいない。あと機材グッズ忘れ。
でもね、すごいのが、多少の無理はあったにせよ、すべてカバーできたとこ。みんなのモチベーションが下がることなく撮影できたこと。かおりの服装の違いに気がついたやまけん、自ら髪の分け目を気にしてくれたジョーコ、エキストラ参加のごま、さらにマイクとケーブル持って来てくれた、たっきー、撮影時に靴の音に気を使ってくれたごっちにあかねちゃん、仕事後急いで駆けつけてくれたうーの、みんなにスペシャルサンクス!んで今回から秘密兵器登場!名前は知らない。でも撮影現場風景できっと誰もが目にしたことがあると思われる「カチッ」ってやるやつ。調達してくれたうーのにあかねちゃん、欲しかったんだ~、これ。まじあんがとね~!

画像:さいたま新都心 早朝。予定していた撮影場所には先約の方が寝ていて断念。すぐ近くに場所を移動しての撮影。とても変わりやすい天気だった。晴れ。雨。天気雨。風が出たり止んだり。早朝撮影後、マックで休憩アンド機材充電をして、昼に後半戦、と長い撮影となりました。みんなのがんばりがおらにパワーを与えてくれています。みんな、ありがとう!

早朝。天気予報は曇りから下り坂、だったけど、晴れてくれました!雲に覆われて風が出てしまったとこもあったけど、時間との戦いの中、なんとか撮影できた。まだ見直していないのだけど、とても不安。何がって背景に映ってしまっている知らない人たちが映像にもたらす影響。びみょ~~~。
その後、昼間っから裏方隊で飲みに行き、贅沢を味わう。
夜からはやまけん(真治役)主催のイベント「ゆいまーる」。ごっち(かおり役)がキーボードで弾き語る。たっきー(和良役)もギターで熱く語る。そしてやまけんは三線とアコギで歌い上げる。ここでも、うーのは音響を。みんなほんとすげーなぁと思った。そして相変わらずの早朝からの撮影、みなさんほんとご苦労様です、あんど、感謝です!

画像:都内公園 早朝。都内公園。すこぶるいい天気。
今日の撮影は振り返ってみて、すんげぇびっくり!なんと撮影時間30分。テイク数10。これまでの半分以下だよ。いやぁ、みんなの演技力アップと出演者各々の事前の準備があってからこその結果だね。そしてカメラと音響の連携もいいペースでできるようになってきたって感じてます。積極的にスチールカメラを担当してくれるあかねちゃん、そして助監督ごま、急なエキストラ依頼をもこなす二人。
こうやってみんなの力で作り上げてる充実感が今までより一層楽しく感じてます。みなさん、ほんとどうもありがとう!あともう少しでクランクアップの予定です!残りもよろしくお願いします!

とうとうこの日がやってきました。そう、クランクアップ!!!
早朝。埼玉県鴻巣、土手。すこぶるいい天気。気温がぐんぐん上昇する。白熱した真治(やまけん)とかおり(ごっち)の演技。その周りをみんなでぐるりと囲む。ばっちり!ひとまず我が家に引き上げ、一休み。そして夕方前、だいぶ雲が空を覆い、気温も落ち着いたところで、土手で歌撮りをする。真治、かおり、和良(たっきー)の歩くシーンを撮影する。んでもってクランクアップ!!!
製作に関わってくれた人たち全員で軽い打ち上げを、っていきたかったけど、ちょいとの時間差でかなわず。でも個人的にみんなに会えたのでよかった!やまけん、たっきー、ごっち、うーの、あかねちゃん、ごま、じょーこ、つっちー、あやのちゃん、マスター、みんな、ほんとにお疲れっした!んでほんとに感謝してます!ありがとう!!!振り返れば、ここまでくるのにいろんなことがあった。でもじっくり思い出すのは作品が完成したときにしよう。そう、これから編集作業へ入ります。うーのにはもうしばしお付き合いお願いするけど、よろしくね!

撮影日記に続き、編集日記を書こうと思いつつ、まだ一回も書いていなかったことに。
・・・。
んで現在の進行状況。っていうかほぼ完成していて。あとは、カフェシーンのBGM乗せとタイトルとエンドロール作成。そして、メインテーマの録音。久しぶりにギター鳴らしてます。
タイトルとエンドロールはFlashというソフトを使って作成していたんだけど、うまくいっていたのに、突然できなくなってしまって。なんでかなぁ。ここで結構はまりそうな予感。
でもでも、完成はもう間近!

前回のトラブルは難なく解決できてっていうか「QuickTime」というソフトの設定を変えなければいけなかったらしい。そしていよいよ残すところメインテーマの録音だけになった。早速録音にとりかかった。しかし、家だとデジタルノイズが乗るからこりゃ近所の電波か何かが障害かなと思って、かんなり久しぶりにスタジオ入りました。しか~し!やはりデジタルノイズがずっと混入されてて・・・。信じたくないが、パソコンか音楽編集機がやられてしまったらしい・・・。悲しすぎる・・・。これから原因究明に乗り出しますっ!

ほんと大詰めというところまで来て作業が止まってしまっていた。むしろ、メインソングなしでもう完成にしてしまおうかという邪念が頭をよぎる。いやいやそれじゃ駄目だ!結局、愛用録音機器M-Boxの調子がおかしかったので、実家に帰り久しぶりに002Rackを立ち上げる。こいつも何度か修理に出しているからちゃんと動くか心配だったけど無事に起動。演奏レベルは相変わらず低いけど世界に入って弾けたからよかった。ミックスダウンまでパパパっと仕上げ完成品を持ち帰る。
これで作品を完成させることができる!よしっ!

とうとうこの日が来ました!
作品完成ですっ!!!
とはいえそれは自分のパソコンの中だけであって、最終作業はこれをどう形に残すか。
それにはどこで上映会するのかが問題。
うん、でもいきなりすげぇほっとしました。
ここに改めて作品に関わってくれたみんなに大感謝です。この場を借りて「ほんとにどうもありがとうっ!これからもよろしくです!」これからも!?そう、実はかなり前から次回作の構想は練っていて。このたびタイトル決めました。「その声を聞かせて」 もし可能であればまたみんなで作品作れたらいいなぁと、更に興味を持ってくれた人がいたら一緒に何かしたいなぁなんて勝手に思っております。
アートなき人生なんて嫌だっ!

シネマ「かわかみ」(という名の我が家)にて関係者だけの試写会開催。
始まる直前は何気ちょいと緊張した。
こうして一つの作品にして公開できて改めてほっとした部分と次回作を作りたい気持ちがより一層強くなった。
残すはいよいよ一般公開。みんなのリアクションが気になる!

明大前「LIVRE」にて上映会。
「最後まで見てもらえるかなぁ」とか、「あきられちゃったらどうしよう」とか、今更どうしようもないことばかり考えちゃって。不安に襲われて。真っ暗な中、浮かび上がるスクリーンを見ていました。
でも上映後にみなさんに感想を書いていただいたのを読ませていただいて「良かったぁ」という安堵と喜びと感謝が。
「やはり分かってしまったかぁ」的なことや「そんなに言われると照れてしまいぜぃ」と照れつつも鼻が天狗になっちゃうこと、「なるほどねぇ」と思うこと、同じシーンを見る人によって全く別の感想を持ってくれたこと。
こうしてみなさんに書いていただいた感想の一つ一つが宝物になりました。
ありがとうございます!
あらためて制作に関わってくれた、やまけん、たぐさん、うーの、ごっち、あかねちゃん、じょーこ、つっちー、あやのちゃん、みか、カフェを快く撮影に使わせてくれたPIGAマスター、カフェシーンのBGMを提供してくれた宮国ゆかちゃん、ご来場していただいたみなさん、結局総勢30名近くの方々に見てもらうことができました。そんな機会を提供してくれたLIVREマスター、みなさんに言葉で言い尽くせないほどの感謝。ほんとにどうもありがとうございました!
またみんなと一緒に制作したいですわ!そしてまたみんなに見てもらいたいっ!
そん時はどうぞよろしくお願いします!

監督・撮影・脚本 たけたけ(川上武範)

2007.1公開 / 池袋、埼玉新都心、鴻巣、代々木公園、祖師ケ谷大蔵、ギャラリーカフェPIGA / 0:37:11

映像/音